足の痛み、蜂窩織炎とは?
ごう整骨院伊万里院(整体院)の片岡です。
当院のブログをお読みいただきありがとうございます。
今回のテーマは『足の痛み、蜂窩織炎とは?』についてご説明いたします。
整骨院(整体院)で働いていたら足が痛いや膝が痛いという患者さんは多くいらっしゃいます。
でもその痛みが全て骨、靭帯、筋肉、神経などで起こっているわけではありません。
その正確な判断や治療を適正に行っていかなければ患者さんにとってマイナスになる場合があるんです。
今回は整骨院では治療しても絶対に治らないけど、整骨院に来る可能性がある症状の「蜂窩織炎」について
お話していきます。
蜂窩織炎とは?
蜂窩織炎(ほうかしきえん)は、原因菌が皮下に入り込むことによって起こる感染症のひとつで、真皮深層から皮下組織・筋膜という深い部分で生じる急性化膿性炎症です。
主たる原因菌は、黄色ブドウ球菌と化膿レンサ球菌の2種類です。ほかにも原因となる細菌がいくつか確認されています。
症状としては、顔や足でよく見られ、患部はまだら状に赤く腫れたり、虫刺されのような赤いブツブツが広がったり、オレンジの皮のようなごつごつしたあばたが出てくることがあります。やや強く触ると痛みを感じたり、熱を帯びることも多いです。
蜂窩織炎で感じる痛みの原因は、細菌に感染したことそのもので起こるほか、体内に侵入してきた細菌に対して人体の免疫機能が攻撃することでも起こります。
なお、人から人へと移る病気ではありませんので、他人と接近することで感染するといった心配はありません。
蜂窩織炎の症状は?
発熱
寒気がして震える
患部が赤く腫れる 赤みの境界ははっきりしない(図1)
患部が熱をもつ
患部の痛み
むくみ
水ぶくれ
膿が貯留する のちに潰瘍となることもある
紫斑(内出血)
頭痛
近くのリンパ節の腫れ
関節の痛み
足のすねの部分や甲によく発生しますが、他の部位に起こることも多いです。
まれに壊死性筋膜炎や敗血症へ進展することがあります。
原因として
黄色ブドウ球菌やA群β溶血性レンサ球菌などの細菌感染症です。
細菌は通常、ひっかき傷、刺し傷、手術、熱傷(やけど)、真菌感染症( など)、皮膚の病気などによって皮膚にできた小さな開口部から侵入してきます。体液がたまって皮膚が腫れた(浮腫)部分は、特に感染を起こしやすい状態にあります。しかし、蜂窩織炎は明らかな傷のない正常な皮膚にも起こることがあります。
治療について
蜂窩織炎の治療は、抗菌薬による薬物療法を行います。
通常の薬剤投与期間は5-14日くらいですが、炎症の程度、治療を開始した時期、原因菌、免疫力などによって異なります。
軽傷の蜂窩織炎は飲み薬で通院治療します。
患部を安静にすること、氷で冷やすこと、下肢に感染した場合は患部を高く保つことなども重要です。
血液検査の高度炎症反応がみられる、熱が高い、飲み薬でなかなか改善しない、などの場合には、入院して抗菌薬の点滴で治療します。
最後に
蜂窩織炎の疑いがある患者さんが整骨院や整体院、はりきゅう院に受診するケースがあります。
その時に適切な判断を行うことで、すぐに病院を紹介することができます。
でも整骨院や整体院、はりきゅう院の先生でその判断ができない先生が多いのも事実です。
全て自院で抱え込もうとするから後で取り返しがつかない事態になるケースもあるんです。 ごう整骨院伊万里院では整形外科勤務の経験がある先生が対応いたしますので、
蜂窩織炎疑いの患者さんが受診された場合でも適切に判断することができます。
安心して受診されてください。
足や膝の痛みでお悩みの方は是非一度ご相談ください。
解決方法をご提案いたします!
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