足関節捻挫について!
ごう整骨院伊万里院(整体院)の片岡です。
当院のブログをお読みいただきありがとうございます。
体を動かすスポーツシーンに、怪我はつきものです。
中でもよく見られる怪我のひとつが「足関節捻挫」です。
今回は『足関節捻挫について』ご説明いたします。
足関節捻挫とは?
捻挫は大きく2つに分かれ、内側に捻る内反捻挫と、外側に捻る外反捻挫に分かれます。
内反捻挫の場合、
外くるぶし下の前距腓靱帯、後距腓靭帯、踵腓靭帯の外側靭帯の損傷が大部分を占め、中でも前距腓靭帯の損傷が最も多い部位となります。
外反捻挫の場合、
多くは三角靭帯を損傷します。
内反外反共に、靭帯だけでなく対面側の骨同士の衝突や挟み込みによるトラブルが発生する場合もあります。
また、足関節捻挫と言われたのに痛みがなかなか取れない場合に多いのが踵骨前方突起骨折、二分靭帯損傷(二分靭帯剝離骨折)です。
捻挫といって軽視せずに、初期の適切な処置や治療が⼤切です。
捻挫を起こす原因
外力により関節に異常運動が生じ、関節を支えている靭帯や関節包が損傷します。
滑ったり、足の上に乗ったりすると、急激な内反が矯正され外側にある前距腓靭帯などが伸びたり断裂します。
足関節は外反より内反方向に可動性が高い関節です。
・外反をしようとすると、外果が邪魔になりあまり動くことができませんが、内反は内果の下が空洞になっているため、距骨が動きやすい構造になっています。
・内側の強固な三角靭帯に比べると、外側の靭帯の強度は弱くなっています。
この2つが内反捻挫の多い理由です。
バレーやバスケットプレーの際にジャンプの着地で人の足の上に乗り、足関節の内反が強制された場合や床で滑って足をひねった場合、サッカー、ラグビー、アメリカンフットボールなどにみられる接触プレーをはじめ、野球のスライディング、体操競技、テニスに多く発生します。
治療について
RICE処置(I=アイシングについて)※R=安静、I=冷却、C=圧迫、E=挙上
捻挫をした際は、冷やす事が大切と聞きますよね?
何故冷やす事が大事なのかを解説します。 捻挫により組織(靭帯など)の一時的なダメージによって破壊された細胞と毛細血管は出血と炎症により細胞の低酸素障害となります。
出血した血液が多いと周囲の正常の細胞をにも影響を与え、二次的低酸素障害を引き起こす事で患部が広がってしまいます。 炎症と出血の量を抑えるかが早期回復に繋がり、そのためには、アイシングで血管を収縮させ血流制限を行うと同時に炎症を抑えていき、
二次的低酸素障害を防いで、痛みを緩和させ患部の広がりを抑えます。
・治療(アイシング後の治療) アイシングにより炎症を抑えたら、次は組織の修復を促す事が大切となります。安静にする事が第一ですが、それだけだは時間がかかってしまいます。スポーツする方や仕事で体を使う方には、安静を続けるのは難しいですよね。 そこで当院では超音波治療による電気を使用し、鎮痛と組織修復を高める治療をしていきます。
あと靭帯損傷の程度に応じて装具(ギブスやシーネなど)固定やテーピング固定をおこない、足関節に負担がかからないようにしていきます。
最後に
足関節捻挫は軽視されることが多く、正確な診断や治療を行わなければ後遺症として痛みが慢性化することがあります(捻挫後遺残性疼痛)。
また捻挫を放置したり、適切な治療をしないまま経過すると足根洞症候群になることもあります。※足根洞症候群については2022年12月23日のブログで説明しております。
ほかにも足関節の不安定性高くなり捻挫を繰り返してしまいます。
このようなことが起こらないようにするまめには、まず正確な診断や的確な治療を行うことが大切です。
治療期間や通院頻度は人によって異なりますが、カウンセリング時に大体の治療期間や通院頻度の目安はお伝えしてから治療に入っていきます。
当院の院長は整形外科勤務の豊富な経験があるので症状が深刻な場合は、速やかに提携医療機関へご紹介いたします。
足関節捻挫や後遺症等でお困りの方は是非一度ご相談ください。
解決方法をご提案いたします!
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