産後のぽっこりお腹はどうしたらいいのか?
ごう整骨院伊万里院の片岡です。
当院のブログをお読みいただきありがとうございます。
本日は「産後のぽっこりお腹はどうしたらいいのか?」についてお話ししていきます。
産後は、腱鞘炎や肩こり、腰痛といった痛みの症状の他に、容姿の見た目といった悩みもあります。
その中でも、2〜3ヶ月くらい経って、なかなか思ったようにお腹が戻らず、来院される方が多くいらっしゃいます。
そのぽっこりお腹は自然と戻るのかというと【戻らない】方のほうが多いと感じています。
なぜ、ぽっこりお腹は戻らないのか?
産後のぽっこりお腹はなかなか戻らない・・・。
その1つ目の原因は、妊娠中にお腹が大きくなっている際に、8割以上の方が腹直筋離開になります。 (腹直筋離開とは、腹筋の真ん中ある白線が横に開いてしまい腹筋が左右に開いてしまうことです。)
産後にこの開いた腹筋は、なかなか自然には戻りづらいことが原因。
このお腹は、食事を制限しても直りませんし、腹筋運動をすると逆に悪化してしまう恐れがあります。
えっ、腹筋したら戻るんじゃないの?と思った方もいらっしゃると思います。
でも産後は、先ほどいったように真ん中に腹筋がない状態=腹筋しても腹筋が使えていない
起き上がる動作ができていても、それは・・・・状態を起こすとき、体の勢いで起き上がっている。
また、腹筋が使えていないことで、より腰に負担がかかる。
さらに、腹筋動作によって、腹直筋がより左右に開いてしまう。そのようなデメリットもあります!
2つ目の原因は、骨盤の歪みが関係します。
骨盤の傾き、それがぽっこりお腹になります。
妊娠中にお腹が大きくなることで、骨盤が前傾に傾く。
骨盤が前に傾くことで、背骨のS字カーブが強くなり、お腹側がぽっこりに出っ張ってしまうのです。
そして、3つ目の原因は、深部のインナーの筋肉が使えていない。
腹筋の他にも、体を支える深部の筋肉(脊柱起立筋、腹横筋、骨盤底筋、横隔膜)が使えない影響で、姿勢が保てず、お腹が弛んでいるケースが多くなります。
深部の筋肉は建物でいったら、地盤です。地盤が緩いところに、建物を立てても安定しないように、深部の筋肉がない状態で、アウターといった表面の筋肉をトレーニングしても、同じような感じです。
これらの状態は、育児をしている中、無意識に自然と戻ることはありません!
ぽっこりお腹の解消法は?
1つ目は、
ドローイン!!
ゆっくり息を吐いて、お腹を絞っていきます。
ドローインは腹筋全体を意識しやすく、特にお腹を引き締める腹横筋・白線の張り具合に関係している錐体筋を鍛えることができるのでオススメです。
2つ目は、
正しい姿勢で生活をする!
産後は、妊娠中の影響もあり、姿勢が悪くなっています。
良い姿勢で育児等を行うことで、代謝が上がりやすくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ぽっこりお腹を解消するには、大前提として「正しく筋肉を使うこと」が重要です!
間違った鍛え方をしていると、解消するどころか、悪くなってしまうケースもありますのでご注意ください。
産後は、お腹を凹ませることすら、どうやるかわからなくなるママさんも、多くいらっしゃいます。
産後の体は1人1人症状は違いますので、1人で悩まずに、気になったら専門家にご相談ください。
当院では、お子様連れの方も安心して来院して頂けるようにキッズスペースやバウンサーを完備しております。
また女性スタッフも常時いますので、赤ちゃんと一緒に来院されても大丈夫です!
産後症状でお悩みの方は、是非一度ご相談ください。
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