足根洞症候群って?
ごう整骨院伊万里院(整体院)の片岡です。
当院のブログをお読みいただきありがとうございます。
スポーツをしていて足首の捻った経験はほとんどの皆さんがあると思います。
捻挫は程度にもよりますが、軽傷であれば1週間くらい、重傷であれば1か月くらいで治ります。
ただ腫れは引いて、運動はできるレベルになったのに、痛みが中々取れないことがあります。
捻挫の症状は治ったのに痛みが残っている場合、もしかしたら「足根洞症候群」かもしれません。
今回は『足根洞症候群』についてご説明いたします。
足根洞とは
足根洞とは、踵骨と距骨によって囲まれた空間で、筒状の構造になっています。周囲には足関節の大切な靭帯が多数存在します。
黄色の印で示した部分には「神経終末」という細かい神経が集約されています。
この神経の役割は「足の目」ともいわれるぐらい、地面から足に伝わる微妙な感覚をキャッチし、脳に伝えています。
足根洞症候群の原因は
スポーツなどで足関節の靭帯損傷があった場合、靭帯が伸びたり、一部切れたりすると同時に、「足根洞」部分も傷ついてしまうことがあります。
また、繰り返し捻挫をしていると、「足根洞部分」周辺に慢性的なストレスがかかって、炎症が続くことがあります。
そうなると、神経終末の構造も損なわれてしまい、本来持っている足から伝わる感覚が鈍くなります。
ですので、再び捻挫をしやすい状況ができたり、でこぼこ道を歩くときなどに不安感が出たりします。
他にも扁平足や足根骨癒合症の方にも起こりやすいです。
症状として
・足関節の前外方の痛み、圧痛
・足関節後方の不安定感
・凸凹道での立位時の痛みや歩行時痛、不安感
・捻挫や外傷後、いつまでたっても痛い
などが挙げられます。
治療について
一般的な治療としては、下肢筋力訓練やバランスボードなどを用いた後脛骨筋・長短腓骨筋腱の協調訓練を行います。
あと消炎鎮痛剤を併用することもあります。
痛みが強く続く場合は、足根洞内にステロイド注射をします。
注射をするかどうかは先生の判断になります。
最後に
捻挫後に中々痛みが引かない場合は整形外科を受診することをお勧めします。
今の痛みが捻挫なのか足根洞症候群なのか、若しくは剥離骨折が隠れていることもあります。
今の症状に合った治療を行うことが、痛みを早くとる近道になります。
またごう整骨院でも治療が可能です。
体の歪みを治したり、筋肉のバランスを整える治療を行っていき、両足のバランスを良くしていきます。
両足のバランスが良くなれば、片足だけにストレスがかからないので徐々に痛みも取れていきます。
当院では再発しない身体づくりを目指す治療を行っていきます。
足首の痛みでお悩みの方は是非一度ご相談ください。
解決方法をご提案いたします!
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